エルマベルケ MP40


 ドイツのエルマベルケ社が1940年に開発した短機関銃

 MP40は終戦までに約100万挺が生産されKar98Kを持つ歩兵の援護や、近接戦闘時には自らが戦闘に立ってドイツ戦線各地の主力短機関銃として使われ、戦後も東側陣営や一部の地域では1980年代まで現役だった。

 本銃の愛称である「シュマイザー」だが、本銃の開発にはドイツの有名な銃開発技師ヒューゴ シュマイザーは関与していない。
 どうも連合軍が捕獲したMP40を見て、シュマイザー技師が開発する銃の特徴に似ていた事から開発者をシュマイザーだと勘違いして呼び始め、そのまま呼称として定着してしまったのが原因らしい。
 ちなみに当銃の設計者はエルマ社のハインリヒ フォルマー技師。