G11

 H&K社が1989年に開発したブルパップ式の次世代突撃銃。
 本銃の最大の特徴は、ダイナマイトノーベル社が開発した「ケースレス弾」を使用することである。 従来の銃弾が「弾丸+発射薬+薬莢」で構成されているのに対し、ケースレス弾は圧縮した固形火薬が薬莢を兼ねており、「弾丸+発射薬」となっている。

 同じ重量でも携行できる弾数が大幅に増加し、射撃時に薬莢をばらまく必要が無い上、弾薬の製造に真鍮を使用する必要が無く、コストダウンも図る事も可能とされた。