ウィンチェスター M1
第二次大戦直前、士官用として携行性に優れた軽い銃を求めたアメリカ陸軍が、ウィンチェスター社に開発させた自動小銃。
1941年にアメリカ陸軍に採用され、予定通り士官や下士官などが愛用。
金属製フォールディングストックを装備した物はM1A1、フルオート機能を持たせた物はM2、そのM2をベースに赤外線暗視装置などを装備した夜戦仕様はM3と呼ばれている。
戦後、戦争の終結と共に余剰化した本銃はスプリングフィールド M1などと一緒に日本で設立された警察予備隊(後の自衛隊)等に供与された。
日本の豊和工業は当時自衛隊で使用されていたM1カービンのライセンス生産を行っており、狩猟用として民間に販売もしていた。現在はオートオードナンス社で生産されている。
IMI ガリル
(IMI GALIL)
1960年代にイスラエルのIMI社が自国向けに開発した突撃銃。
当時から名銃の誉れ高かったソビエトのAK47の構造そのままに、自国の援助関係を考慮して使用弾丸を西側規準の5.56mmx45に変更、外観も多少手が加えられている。
1973年にFN FALに変わる制式突撃銃としてイスラエル国防軍に採用され、1年後の1974年より導入開始。
後にアメリカとの外交関係から中古のM16が格安(なんと5$)で入手可能になったため主力火器の座は降りたが、今なお現役として第1線で使用され続けている。
古今東西どんな銃を探してもガリルが唯一とも云える機能がある。
それは『栓抜き』。
これはイスラエル軍がガリルを導入した当初、前線からガリルが故障したとの報告が続出したため原因を調査してみた。
すると兵士が飲み物の王冠を外す際、王冠をガリルの角に叩き付けていたためと判明。
普通ならそこで兵士に栓抜きを別途持たせたり「蓋を外すのに銃を使うな」とお達しが行き一件落着なのだが、これが何故か開発者の耳に入り、その開発者も生真面目に対応してしまいハンドガード部のバイポッド固定器具に栓抜き用の金具が新たに追加される事となる。
こうして世にも珍しい栓抜き付き突撃銃が完成した。
またバイポッドの本体との接続部はワイヤーカッターにもなっている。
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ワルサーP22
- 種類 半自動拳銃
- 製造国 ドイツ
- 設計・製造 カール・ワルサー社
- 口径 0.22インチ
- 銃身長 87 mm (3.4インチ) ・127 mm (5.25インチ) (Target)
- ライフリング
- 使用弾薬 .22LR
- 装弾数 10発
- 作動方式 ダブルアクション・ストレートブローバック
- 全長 159mm
- 重量 430 g・525 g (Target)
ワルサーP22
9mm拳銃らしからぬコンパクトさ、ポリマーフレームによる軽量化、人間工学を考慮したグリップ、あえて左手操作を前提に取り扱い易さを追求したコントロールパネル等、かなり力を入れた作りになっている。
優れたメカニズムを持つものの、登場時期を逸した感は否めない。
当時、同カテゴリーの市場は競合する他社の銃でとうに満たされてしまっていた、実際に制式採用した州警察はほとんどない。
民間市場においても売上げそのものは芳しくなかった。
ただ、2004年には、外見と内部機構に手直しが施され、アクセサリーレールをピカティニーレールに変更したマイナーチェンジモデルが登場し、2006年度の初頭には、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン州警察がこのモデルのダブルアクションオンリーモデルである、「P99DAO」を制式採用したことが確認されている。
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ベレッタ M93R
- 正式名称 Pietro Beretta Model 93R
- 全長 240mm
- 重量 1.17kg
- 口径 9mm×19パラベラム
- 装弾数 20(弾倉内)+1発(薬庫内)
- 作動方式 ショートリコイル(シングルアクション)
- 速度(V0) 372m/s
- 銃身長 156mm
- 製造国 イタリア
- 製造社 ピエトロ・ベレッタ社
M93R
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ベレッタ社がイタリア政府からの要請で、短機関銃などで武装したテロ集団に対抗するため、M92に改良を加えて1977年頃に開発した機関拳銃。
自動拳銃でありながら、セミオートと3点バースト射撃の切り替えが可能となっている。
トリガーガードの前部にあるのは、折り畳み式のフォアグリップで、3点バースト時の制御を容易にするためのもの。
※これはモデルガンの様です。
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実銃発射の動画は少なかった・・・。
モデルガンや電動ガン等は見つかるのだか・・