M16
Colt AR15(US M16)
ベトナム戦争では、当時アメリカ陸軍が採用していたM14がジャングル戦に不都合である事が判明。
早急にM14に替わる主力銃の選定が開始され、空軍と、軍事援助として供与を受けていた南ベトナム軍で評判の良かったM16が目を付けられ、制式採用された。
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生産性も高いが、M16の主材質であるアルミを充分高強度に加工するには、ある程度の設備・技術力を必要とするため、何処の国でも製造できる訳ではないという難点もある。
それゆえ、幸か不幸かAK47の様に第三世界で野坊主に大量生産される事は無く、統制された国家の軍御用達銃として名高いのも事実である。
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ゴルゴ13の影響から狙撃銃と勘違いされやすい銃でもある。
狙撃に使えないことはないが、使用する弾薬の威力上それは中短距離の話であり、長距離狙撃には専用の狙撃ライフルが使われる。
トカレフTT-33
トゥルスキー トカレヴァ(Tulski Tokareva)
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日本で事件になっているトカレフ(黒星)はこのTT33では無く、中国製のコピー品である五四式拳銃の方である。
そして、実際には中国製だけでなくソ連製、さらにはアメリカ製のトカレフも押収されている。
訓練された兵士が使用することを前提にしており、安全装置が一切存在しない。
ただし、厚い手袋や防寒具を着用した状態でも扱いやすいよう、あるいはハンマーを服などに引っかけて暴発しないように、半分スライドでカバーされたラウンドハンマーを装備するなど、それなりの配慮も見られる。
なお中国製の五四式拳銃や、ツァスタバ社(旧ユーゴスラビア)などの一部のコピー製品では、輸出(民生用)も意識してかサムセーフティが追加されている。
1953年に製造を終了したが、東側諸国で多数ライセンス・コピー生産された。
正確な総生産数は不明ながら、コルト ガバメントと並んで『世界で最も多く生産された拳銃』と称されることもある。
デリンジャー
(Derringer)
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デリンジャー (Derringer) は、小型の拳銃の愛称である。
デリンジャーと呼ばれる拳銃にはいくつかあるが、いずれも大きさは手の平サイズであり、ポケットにも収まる
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レミントン社はオリジナルのデリンジャーの人気にあやかり、「r」をひとつ付け足して、レミントンデリンジャーとして発売した。
全長わずか12cmという小ささから、携帯性や隠匿性に優れ、女性の護身用やガンマンのバックアップピストルとして使われたとされている。
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ハイスタンダ−ド社が発売したデリンジャーは兵士の護身用として、1960年代から80年代まで使用された。
デリンジャーとしては珍しくハンマー内蔵式のダブルアクションを採用しており、人差し指を銃身の脇ににあてがい、中指で引鉄を引くデザインとなっている。
トリガーガードが無いので暴発の危険を減らすためにトリガープルが11kgもあり、非力な者は撃つ事もできないと言う厄介な代物である。